シニアノマドのフィールドノート

生き生きと生きている人を訪ねる旅日記です

2020-11-01から1ヶ月間の記事一覧

信仰と世俗倫理・人情(3)

宮沢さんの人生の歩みを社会学の目で見ると、信仰と家族との関係も重要なテーマとなるように思います。宮沢さんの人生の歩みを少しでも理解するために仏教関係の本を読みながらそのテーマの重要性に気づくことになったからです。 個人的な理解になりますが、…

信仰と世俗倫理・人情(3)

宮沢さんの人生の歩みを社会学の目で見ると、信仰と家族との関係も重要なテーマとなるように思います。宮沢さんの人生の歩みを少しでも理解するために仏教関係の本を読みながらそのテーマの重要性に気づくことになったからです。 個人的な理解になりますが、…

信仰と世俗倫理・人情(2)

宮沢さんが仏教的世界観(宮沢さんは法華経の行者をめざして生きていくことを決意していくのですが、世界観という点から見ると、より幅広い信仰をたえずアップデートしつつ自己のものとして形成していったのではないかと思います。ここではそのうち、その中…

信仰と世俗倫理・人情(1)

法華経の布教・伝道師および仏国土の建設者として歩むことを決心した宮沢さんが、その第一歩として行ったことは、童話をつくり「家族の前で読んで聞かせる」(吉田さんの年表)ことでした。それは、「蜘蛛となめくぢと狸」と「双子の星」という二つの童話で…

法華経が示す人を救う道とは(2)

永遠の命をもっている仏さんが住んでいるところは、「三千大千世界」の中の「霊鷲山(りようじゆせん)」というところだそうです。ここを本拠地にして、仏さんは「三千大千世界」すべての世界を「仏国土」とすべく自己の教えを説いているといいます。 法華経…