シニアノマドのフィールドノート

生き生きと生きている人を訪ねる旅日記です

2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧

宮沢賢治さんがなりたかったものとは(1)

どんな職業に就き、仕事の中で何を成し遂げたいのかということを、社会学では職業アイデンティティと言います。この職業アイデンティティに関して言うと、宮沢さんのアイデンティティとはどのようなものであったのかということについては、実現化したものと…

宮沢賢治さんという人について

吉田さんの宮沢賢治さんの人物論に関してもかなり手厳しいものがあります。吉田さんは論じています。 「賢治は花巻という町、村の中でどのような〈異物〉であったか?それはこれからるる物語るが、彼もまた三つのキーワードを持っている。 (A)質屋または地…

意味ある人生をおくる道を探す旅

現在世界中が新型コロナ禍にあり、生き生きと生きている方々に出会う旅をすることが非常に難しい状況にあります。無理をすればできないことはないのかもしれませんが、できれば出会う人と気持ちよく出会い、話を聞きたいなと思うのです。少し実際の旅は自重…

スコッチウイスキーと共に生きる島―アイラ島(2)

アイラ島はスコッチウイスキーの島です。私たちが訪問したときには8つの蒸留所がありました。アイラ島のすぐ隣には、やはりスコッチウイスキーの産地として有名なジュラ島があります。アイラ島は本物のスコッチウイスキーの島なのです。 アイラ島に渡るため…

スコッチウイスキーと共に生きる島―アイラ島(1)

スコットランドの伝統食物・料理の研究家であるアネット・ホープさんは、地域固有の食・料理と地域づくりとの関係に注目しています。アネットさんによれば、スコットランドには、「自己の伝統的な食物や料理を再発見し、再評価する動きがある」といいます。…