シニアノマドのフィールドノート

生き生きと生きている人を訪ねる旅日記です

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

「産業組合青年会」考(2)

これまでずっと、宮沢さんの詩の作品であると言われてきた「産業組合青年会」という作品をどう理解したらよいのか疑問に思ってきました。それは、この作品には、私自身にとっては全く無関係に思えた二つの内容が存在しているからです。その二つの内容とは、…

「産業組合青年会」考(1)

多くの人に慕われ愛されていると言っても、空海(弘法大師)さんと宮沢さんには大きな違いが存在しています。空海(弘法大師)さんの場合、生前からときの権力者の人たちにも慕われ、何かと頼りにされていたようです。それに対して、宮沢さんの場合は、生き…

人に寄り添い、見守ることで支えるという生き方(2)

空海(弘法大師)さんと宮沢さんのすごさを、両者が自分の死んだあとでも、すべての人を痛みや苦しみから救ってあげたいと願い、そのための具体的な行動をとっていたということに感じます。 それは、空海(弘法大師)さんであれば、京都の東寺の五重塔の建立…

人に寄り添い、見守ることで支えるという生き方(1)

前回、空海(弘法大師)さんと宮沢さんの生き様に共通するもの、それは、人の痛みや苦しみに、「寄り添い、見守る」ことで支え、心からそれらの痛みや苦しみから救ってあげたいという思いがあり、そのための行動をとるという生涯をおくったということではな…