シニアノマドのフィールドノート

生き生きと生きている人を訪ねる旅日記です

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

宮沢賢治さんと自己犠牲

前回のブログで、木村さんの著書で論じられていたインフルエンザの大流行はカゼを引いても仕事や学校に行かなければならないという社会的空気が漂っているからであるという現在の日本社会の状況を取り上げました。その木村さんの議論をフォローしていく中で…

カゼをひいたらすぐに、安心して休める社会を実現する

木村さんの本を読んでいて一番驚いたことは、かぜやインフルエンザはワクチンをはじめとする薬では治せないということです。それらの薬は一定程度予防してくれ、病気になったことで生じる私たちにとってとても不快に感じるさまざまな症状をやわらげてくれる…

新型コロナの流行は社会の在り方を映す鏡

個人的なことになりますが、現在の新型コロナの流行による社会的混乱と騒動は、丁度自分が定年退職し、今度こそ心おきなく自由に自分がやりたかったことを思う存分やってみたいと夢を描いているときに始まったのです。やってみたいと夢見ていたこととは、ノ…

科学と宗教、そして社会づくり

「真理(法)探求」の人とは、道元さんのことではないかと考えます。師の死に目に立ち会うことより「真理(法)探求」の修行を優先するようお弟子さんに諭したとされる逸話がその象徴となるのではないでしょうか。 宗教における「実践」は、宗教的悟りを求め…