シニアノマドのフィールドノート

生き生きと生きている人を訪ねる旅日記です

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

安家村俊作さん(2)

南部三閉伊一揆は、南部藩支配下の三閉通り地域(「野田・宮古・大槌の三通りをふくむ三陸沿岸全域」)の百数十カ村」の「一万六千名」、当時のこの地域全人口6万人の約25%以上に相当する人々が参加した、壮大なものでした。そして、その壮大な一揆を主導し…

安家村俊作さん(1)          

今回、岡本公樹さんの著した『東北不屈の歴史をひもとく』を読んだことで、関心をもった岩手県の農民の方々の歴史、とくに大飢饉や領主の苛斂誅求的政治にどのように向かい合ってきたのかについてもう少し詳しく知りたいと思うようになりました。そのために…

「どうする家康」と「銀河鉄道の父」

最近映画「銀河鉄道の父」を観てきました。テレビの予告コマーシャルがアピールしていたように、映画を観ている間、涙が止まりませんでした。人間誰しも避けることのできない死を、宮沢賢治さんをはじめとする宮沢家の人たちがどのように受け止めたのかが描…

内ヶ崎作三郎さんの『人生学』(6)

前回内ケ崎さんの自由主義の立場について参照しました。今回は、その自由主義の立場からの教育・人づくり論について参照したいと思います。それは、個人的になりますが、非常に興味を促される議論がおこなわれているからです。 内ケ崎さんの教育・人づくり論…

内ヶ崎作三郎さんの『人生学』(5)

ここでは内ケ崎さんご自身が自称している自由主義の立場について参照しておくことにしたいと思います。それは、内ケ崎さんの自由主義的立場は実は宮沢さんの立場でもあったのではないかと感じるからです。その立場を、内ケ崎さんは自分の信仰との関係で次の…