シニアノマドのフィールドノート

生き生きと生きている人を訪ねる旅日記です

母との別れの時

 2019年くれ、90歳の母が肺炎となり急遽入院することになりました。一時は回復の兆しもみえたのですが、様態が急変し、遂に帰らぬ人となったのです。年の瀬も押し迫った日に家族だけで葬儀を行い、母とは永遠の別れの時を迎えることとなりました。

 それら一連の出来事で慌ただしい行く年来る年を送ることになりました。生き生きと生きている人たちに出会うこの旅日記のブログも中断せざるをえませんでした。

 またこの機会にこれまでの母との関係についてもあれこれと思いが駆け巡ることとになりました。とくに母とは遠く離れて住んでいたこともあって、認知症になっていた母の面倒は母の近くに住んでいる弟に任せっきりで、全く関わって来なかったことが気になっています。

 このブログは生き生きと生きている人たちに出会う旅日記のフィールドノートですが、今後は、さらに、「死ぬということ」・「生きるということ」・「祈るということ」を社会学するフィールドノートも記していくことができればとの思いが沸いています。2019年から20年にかけてのこの年末年始は多くの寺社をめぐり母の冥福を祈るとともに家族の穏やかな生活と幸せを願う旅をすることになりました。

 ただこのブログに関してはこれからもこれまで続けてきた流れを継続することにしたいと思います。その中でときどき上記のフィールドノートも記すことができればと考えております。今年もこのブログを通して一人でも多くの方々との出会いがあることを願っております。

 同時にこのブログに関心をもっていただいたお一人おひとりの方々にとっても2020年が幸多きよい年となりますよう心からお祈りしたいと思います。

 

     竹富島・白くまシーサー・ジャンのいちファン